2026.01.21
Suno新機能「Mash UP」検証しました。
執筆: 輪廻タヲ ・ AIを活用した音楽・イラスト・映像作品を制作するコンテンツクリエイター

2026年1月21日にリリースされた、Sunoの新機能「Mash Up」について検証しました。
検証結果を以下に記載いたします。
新機能「Mash Up」とは?
生成されたふたつの音源をブレンドし、新しい楽曲を生成できる、という機能です。
midjourneyで言う「profile」「moodboard」と似た概念です。
ただ、ふたつの音源から、どの部分をどのようにブレンドするのか、というのは基準が明示されているわけではないので、この記事ではその部分を実際に生成して検証しよう、という内容です。
「Mash Up」の使い方
基本的には「Cover」「Remix」と概念は同じです。
曲を選び、詳細項目から「Mashup」を選択。
音源を二つ選ぶ、という点のみ、今までとは異なります。

許可されているものであれば、自分以外のユーザーの楽曲をMashupの素材として使用することができるようです。
検証①「Mash Up」の指定のみで生成する
Mash Up楽曲をふたつ指定し、歌詞もスタイルも何も入力しないで生成しました。
結果:片方の音源の影響のみが大きく反映された楽曲が生成されました。
歌詞も、反映された楽曲の、ほぼそのままが吐き出されました。
この段階では、特にMash Upらしさ、はありません。
検証② オリジナルの歌詞を使用して生成する
次に、geminiに歌詞を作成させた歌詞を入力。
Styleは未入力のまま生成を行いました。
結果:ふたつの楽曲の要素が、ポイントポイントで抜粋して使用されている楽曲が生成されました。
使用した楽曲はジャズハウス、ダブステップ的なものを使ったのですが、ジャンルはロックハウス的な音楽になりました。
ただ、アレンジ的には、ボーカルのフレーズ、ビートメイク、エフェクトやフィルなどが、ふたつの楽曲から抜粋して使用される形になりました。
メロディーをそのまま引用する部分があるので、他人の曲をMash Upで使用するのは少し怖さがありますが、自分で作った曲を素材として使う分には、この段階でかなり伸び代を感じました。
完成まで至らなかったボツ曲をMash Upで使用して新しい曲を作る、は普通にできそうです。
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@TaoRInne をフォローする検証③ 歌詞、Styleを使用して生成する
使用した楽曲のジャンルに近しいプロンプトをgeminiに用意してもらい、歌詞とStyleを使用して生成しました。
結果:かなり良い感じで、ふたつの楽曲の要素がブレンドされた楽曲が生成されました。
メロディーの引用も、原曲ままのものはなくなり、かつふたつの曲のエッセンスが自然に取り込まれている楽曲になりました。
Styleの効きも通常のsuno生成と同じように使えますので、本当に自然にMash Up楽曲のエッセンスを曲に取り込めているな、と思いました。
生成結果は、生成のたびに異なり、引用される要素は都度変化するようです。
今回、生成した楽曲は以下から視聴できます。
https://suno.com/song/c8602e7f-2bf2-4a51-b42c-b01d5a50718b
結論:どう使うのか?
機能としては、非常に面白く実用的で、可能性を感じる機能だな、と思いました。
ただ、素材が二つになる分、生成結果にガチャ要素が多くなるので、緻密に狙った結果に絞り込む、ということではなく、アレンジ的なエッセンスに使う方が効果的だと思います。
midjourneyの「sref」に非常にノリは似ています。
Mash Upで、好みのサウンドの楽曲のペアリングを見つけることができれば、Styleで音楽を作り込む際に「好みのサウンドに固定しながら、自由なサウンドメイクをスタイルで作り込む」という立ち回りができます。
できるなら、「cover」で元ネタを指定して、「Mash Up」で味付けを決める、みたいな、image refとstyle ref的な使い方ができるともっと良いのですが、それは運営に要望を送りつつ、今後の楽しみとして残しておきます。
皆様の音楽制作のお役に立つ内容であれば嬉しいです🤗
最後までお読みいただきありがとうございました🙇
輪廻タヲ / Rinne Tao
AIを制作に活用するコンテンツクリエイター。音楽、イラスト、映像作品を中心に発信しています。
最新作品やAIに関する考察はXで発信しています。
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